ロードバイクのバーテープ交換【コツをつかめば簡単に美しく巻けます】

メンテナンス
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ここ最近、毎朝のサイクリングでずっと気になっていたのがボロボロになったバーテープでした。

今回バーテープを貼り替えることにしたので、その様子を記しました。

 

「バーテープは難しそうで自分で巻くのは自信がないなあ」と思っている人も多いかもしれませんが、慣れてしまえばとても簡単に美しく巻くことができるようになります。

 

バーテープ交換前の状態

 

バーテープが左右共にボロボロに破けています。

よくここまでほっといたものだ!と我ながら呆れます。

 


 

アップで見るとバーテープそのものが劣化しているのが分かります。

 


 

ここでちょっと余談ですが、ロードバイク乗りの集まるところには、ロードバイク用の横棒一本の自転車置き場があります。

その棒にサドルをひっかけてロードバイクをぶら下げます。

 

 

休日にはこのようにロードバイクがずらーっと並んでいる光景をよく見かけます。

 

どのロードバイクもみな美しいのに僕だけがボロボロのバーテープのみすぼらしい自転車。

あまりにみっともないので交換することにしました。

 

バーテープ交換作業開始

早速交換作業を進めます。

 

1.古いバーテープを剥がす

まずはハンドルバーの左側のバーテープから取り掛かります。

 

 

まずはブラケットにかぶさっているカバーをめくります。

 


 

 

右がめくる前、左がめくった後です。

 


 

次にハンドルバーのエンドキャップを外します。

僕は最初にエンドキャップを外しますが、バーテープを剥がす最後に外しても良いです。

 

 

これがエンドキャップです。

バーテープを巻き込みながら押し込んでいるだけなので

 

 

引っ張れば簡単に外れます。

 


 

次に古いバーテープを剥がします。

 

 

 

バーテープはハンドルの上から剥がします。

 


 

 

左側のバーテープを全て剥がし終わりましたが、テープの糊がこびりついて汚くなってます。

この上からまた新しいバーテープを巻いていくので隠れはしますが、ちょっと気になったので頑張って剥がしていこうと思います。

 


 

 

アップにするとこんな感じ

 


 

 

シールはがしのようなものがあればラクなのかもしれませんが、あいにく持ち合わせていなかったので洗剤を全体に塗りたくりました。

 


 

 

キズをつけないようにプラスチック製のヘラで剥がします。

ゴシゴシゴシゴシこすってみても頑固にこびりついていてなかなかきれいになりません。

 


 

 

とりあえずこんな感じでおしまい。

 

2.新しいバーテープを巻く

 

 

今回も今まで巻いていたものと全く同じDEDAの白いバーテープにしました。

 

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B004YZ7Y3I/ref=as_li_tl?ie=UTF8&tag=ucchy6595-22&camp=247&creative=1211&linkCode=as2&creativeASIN=B004YZ7Y3I&linkId=df364dc36a6c77cec7045b9f751fa907

 

ハンドルバーがDEDA製であることと、握った感覚がしっくりきて手が滑るようなこともなく、マイナス点も見当たらないということでずっと同じものを使い続けています。

ちなみにAmazonで1,700円ほどでした。

 

 

箱の中にはこれらのものが入っています。

 


 

 

ちなみに上が新しいもの、下が古いものです。

新しいバーテープを巻けばハンドル周りが美しくなります。

では早速巻いていきます。

 


 

 

まずはハンドルがカーブしているところの金具の上に短いバーテープを貼って金具部分を隠します。

 


 

金具が完全に隠れました。

 


 

それではいよいよ新しいバーテープを巻いていきます。

 

 

バーテープはハンドルの下から巻いていきます。

ロゴが隠れないようテープの向きに注意してください。

 

最後にここにエンドキャップを押し込むのですが、バーテープを巻き込まないとエンドキャップがゆるゆるになりすぐに外れてしまいます。

そのために巻きはじめはこのようにハンドル先端の面よりも大きく外に飛び出させます。

 


 

 

バーテープを少し引っ張りながらこんな感じに巻いていきますが、くれぐれも力の入れ過ぎには注意してください。

力を入れ過ぎるとバーテープがスパッと切れてしまいます。

 


 

 

巻き終わりました。

カーブのところをきれいに巻くのに少々コツが入りますが、どうやればうまく巻けるのか試行錯誤してみるのも楽しいものです。

 

よほど慣れた人でない限り一度できれいに巻くことはなかなか難しいと思います。

僕も1回巻いてみた後にちょっと気に入らず、途中から巻きなおしました。

最初の頃は4回も5回も巻きなおしていたものです。

 


 

 

箱に入っていた黒いテープで端をしっかりとめます。

 

ここでまたちょっと余談ですが、DEDAはなぜ白のバーテープなのにこの部分のテープを黒にするのでしょうか?

僕としては白にしてほしいです。

なのであとで白にしてしまいますけどね。

 


 

 

余って飛び出したところをハサミで切ります。

先に切ってからテープで貼る方が一般的ですが、僕はめんどくさいので先にテープでとめてからハサミで切りました。

 


 

 

切り口がちょっと汚いけど気にしません。

 


 

 

このように白のビニールテープで隠します。

せっかく白のハンドルバーなのでやはりこの部分も白くしたいのです。

 


 

 

こんな感じに黒い部分を隠します。

 


 

 

左がバーテープ交換後、右が交換前の様子です。

 


 

最後にエンドキャップを取り付けます。

 

 

ここにエンドキャップを取り付けます。

飛び出したバーテープを巻き込みながらエンドキャップを押し込みます。

 


 

 

きれいにエンドキャップがおさまりました。

これで左側のバーテープ交換は完了です!

 


 

続いて右側も同じ手順で作業を行います。

 

 

①ブラケットにかぶさっているカバーをめくり、②エンドキャップを外して、③古いテープを剥がします。

(②と③を逆にしても問題ないです。)

 

そして・・・

 


 

 

ジャジャーーーーン!!

左右共に巻き終えて作業完了!

 


 

 

前から見るとこんな感じ。

スッキリ綺麗になりました。

こうなると今すぐに走りに行きたくなります。

 

最後に

ハンドルは最も目が行くところなので、常にきれいにしておきたいものです。

ロードバイクのバーテープ交換はコツさえつかんでしまえばだれでも簡単に、楽しく、綺麗に巻けるようになります。

 

こんな楽しい作業をお店に頼むのはもったいないです。

バーテープを巻いたことのない人は是非一度チャレンジしてみてください。

最初はうまくいかなくてもそのうち絶対きれいに巻けるようになりますよ!

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