ロードバイク初心者の体に現れやすい症状とその予防策

エピソード
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ロードバイクを購入すると、週末が待ち遠しくてたまらなくなります。

はじめのうちは体力がないので、少し走っただけでバテバテになってしまいます。

 

でも初心者の場合、それ以上に気になるのが体に現れる痛み、特にお尻の痛みかもしれません。

今回はロードバイク初心者の体に出やすい症状や痛みを防ぐために、心がけたいことについて記しました。

 

ロードバイク初心者に出やすい症状と予防策

ロードバイク初心者は体力がなく、筋力もなく、ロードバイク特有の乗車姿勢にも慣れないので、長時間走り続けるのはとてもキツいです。

しばらく走り続けていると・・・

  1. 首が痛くなってくる
  2. 肩が痛くなってくる
  3. 手がしびれてくる
  4. 腰が痛くなってくる
  5. お尻が痛くなってくる
  6. 足に力が入らなくなってくる
  7. 頭がボーッとしてくる

その方の年齢や体調、体質、走行距離などに応じて体のあちこちに痛みや不調が現れてきます。

 

1. 首が痛くなってくる

ロードバイクは首を前に突き出すようなカッコで走行します。

ただでさえ首に負担がかかるのに頭にはヘルメットをかぶっているわけです。

できるだけ軽いヘルメットをかぶりたいものです。

 

2. 肩が痛くなってくる

腕に体重がかかることで肩が痛くなることがあります。

腰骨を立てて走ることを意識すれば少し楽になります。

 

3. 手がしびれてくる

肩の痛み同様、体重が手首にかかり、手にしびれが出ることがあります。

これも腰骨を立てることを意識することで多少は楽になります。

 

また、グローブの手首をマジックテープなどで締めるタイプの場合、この締め具合を緩めることでしびれが解消される場合があります。

僕も過去に手のしびれが気になりグローブのマジックテープを外してみたところ、手のしびれが嘘のように解消したことがあります。

 

4. 腰が痛くなってくる

長時間走っていると腰痛に悩まされる場合があります。

 

僕はもともと腰痛持ちなので、過去に激しい腰痛に悩まされたことがあります。

特に重いギアを長時間踏んでいると腰痛が出やすいので、そのような場合はできるだけフロントギアはインナーを使って軽めのギアで走っています。

僕の場合、これだけでだいぶ腰痛を防げています。

 

腰痛の性質にもよるので参考になるか分かりませんが、いずれにしても決して無理はしないようにしてください。

 

5. お尻が痛くなってくる

初心者に限らず、お尻の痛みに悩んでいる人は多いと思います。

この点については後述します。

 

6. 足に力が入らなくなってくる

体力不足による体力の限界、熱中症の初期状態など避けなければならない状態です。

こうなったら絶対に無理せずしっかり休憩しましょう。

飲料補給、食料補給も忘れずに。

 

7. 頭がボーッとしてくる

危険です。

初心者が最も気をつけたいのがこれ。

 

喉の渇きや空腹に耐えて走り続けると陥りやすいハンガーノック(極度の低血糖状態)や熱中症の危険がありますので、もしこのような症状が現れたらすぐに休憩をとってください。

 

このような危険を回避するため、長めの距離を走る場合は、飲み物、食べ物の持参は必須です。

現地で買えばいいや、途中のコンビニで買えばいいやと思っても、いざとなったらなかなか見つからないものです。

 

また、初心者ほど、もっと速く走れるようになりたい!もっと遠くまで走れるようになりたい!という気持ちが強くて無理しがちです。

起こりうる危険をしっかり肝に銘じて、絶対に無理はしないようにしましょう。

 

ロードバイクの経験値が上がってくると自分の体の変化が掴めるようになってきますので、きちんとセルフケアできるようになります。

 

ロードバイクのお尻の痛みは耐えて筋肉が付いてくるのを待とう

ロードバイクに乗りはじめてまず最初に直面するのがお尻の痛みでしょう。

一度お尻が痛くなると楽しさなど吹っ飛び、苦痛しか感じなくなります。

 

ロードバイクはお尻が痛くなるから乗りたくなーい!

という方もいらっしゃいますし、気持ちも良く分かります。

サドルの取り付け位置を変えてみたり、ハンドルの高さを変えてみたりして多少は解消される場合もありますが、はっきり言って、

 

お尻の痛みは最初は仕方ないんだ!

耐えて走り続けるしかないんだ!

 

特にお店できちんとサドル位置をみてもらっている場合はこれが鉄則です。

これも修行だ!と肝に銘じて耐えましょう。

 

しばらくするとお尻の周りにしっかり筋肉がついてきます。

こうなればしめたもの!ちょっとやそっとでは痛みが出なくなります。

 

自分でサドル位置を変えた場合

もし自分でサドルやサドル位置を変更した後にお尻の痛みを感じた場合、まずはサドルの高さを再検討すると良いと思います。

 

以前新しいサドルを取り付けてしばらく走ってみたところ、なぜかお尻に痛みが出たことがあります。

以前のサドルと全く同じ位置に新しいサドルを取り付けたのになんで?という疑問はありましたが、まあしばらく経てば治るだろうと考えていました。

 

しかし、500kmほど走っても全くお尻の痛みは改善しないどころか、さらに酷くなってきたことでサドルの位置を再検討しました。

 

よく見ると以前のものよりもサドル自体に高さがあることが分かりました。

そこでサドル位置を7mmほど下げてみたところお尻の痛みが解消されました。

 

これは完全に盲点でした。

 

まとめ

今回はロードバイク初心者に起こりやすい体の変化とその予防策についてまとめてみました。

近場でロードバイクを楽しむ分にはそれほど心配はないのですが、ある程度ロードバイクに慣れてくると、少しずつ遠くまで走りたくなってきます。

楽しさに釣られてついつい無理しがちですので、様々な危険とその予防策を知り、体に何か変化を感じたら早めに休憩や食料・飲料補給しましょう。

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