ロードバイク専門店で緊張の中スピードメーターをつけてもらった話

エピソード
スポンサーリンク

ロードバイク専門店で緊張の中スピードメーターを取り付けてもらった話

ロードバイクを購入してしばらくたち、だんだんスピードにもなれてくると、実際今何キロ出ているのか気になり始めます。

そこで、ロードバイクにスピードメーターを取り付けることにしました。

ロードバイク専門店が気になるけど気が引けてなかなか入れず

近所にあるロードバイク専門店が日に日に気になっていたこともあり、スピードメーターを買うならそのお店にしよう!と決めました。

しかし、いざお店に行くと店内で常連さんと思われる方が店長さんと楽しそうに話していることが多く、そんな光景を見ると気が引けてお店に入ることができませんでした。

 

なにしろそのお店で売られているロードバイクは高価なものばかりです。

常連さんもきっと高価なロードバイクに乗っているに違いありません。

 

それに対して僕のロードバイクは入門用の安物。

それでも奮発して購入したわけですけど。

僕のロードバイクを見られたら笑われてしまうかもしれないなあなどと余計なことばかり考えてしまい、なかなかお店の敷居をくぐることができませんでした。

よし今だ!いざ入店!

そんな中、ようやく店内にお客さんがいない瞬間が!

恐る恐る店内に入ります。

店長さんと目が合います。

店長さん、笑顔なし。

目つきややきつい。

ううっ、やはり来なければよかった。

とはいえここまできて何も言わずに出ていくこともできず、勇気を出して

「自転車にスピードメーターをつけたいんです。」

店長さんは有線と無線どちらがいいか聞いてきました。

笑顔はありません。

むしろ睨まれているような感じ。

緊張。

 

無線式は値段が高かったので有線のものにしました。

前もって下調べなどもしていなかったので、店長さんにすすめられるがままに店内で売られていた有線式のスピードメーターを購入することにしました。

ちなみにこの時にすすめられたのがキャットアイのストラーダというものでした。

自分で取り付けるのは大変だと言われたので、取り付けまでお願いすることにし、ロードバイクを取りに一旦家に帰りました。

プロの技に感動

お店に戻ると早速店長さんが取り付けてくれました。

すぐ横で黙って店長さんの作業を見ていました。

 

作業は気持ち良いほどスムーズでした。

あまりの手際の良さに感動を覚えたほどです。

さすがプロは違うなと感じました。

こんな安物自転車にわざわざスピードメーターを取り付けてもらっていることが申し訳なくなっていました。

ちなみに作業中は会話は一切なし。

息が詰まるような空気の中、ただただ黙って作業を見つめていました。

でもこんな貴重な作業風景が見られただけでも勇気を出してこのお店に来てよかったと思いました。

 

取り付け完了後に簡単な使い方の説明がありましたが、緊張してほとんど頭に入ってきませんでした。

でも直感的に使えるものだったので不自由はありませんでした。

最後にお金を払ってお店を出ると、スピードが表示されているのを見てとても嬉しかったことを覚えています。

今となってはとても良い思い出です。

 

次に続く・・・

コメント