恐るべし足底腱膜炎
久しぶりのブログ更新です。
最近まで全くロードバイクに乗っていなかったもので。
その理由や今後の抱負について記しました。
仕事内容が変わり体ボロボロ
昨年(2021年)4月から仕事内容が変わった関係で生活スタイルがガラッと変わり、しばらくの間全くロードバイクに乗っていませんでした。
さらに仕事での激務で足底腱膜炎、腰痛、左足膝痛が併発し体はボロボロ。
ちなみに足底腱膜炎をご存知ない方のために説明しましょう。
足底筋膜炎(そくていきんまくえん)または足底腱膜炎(そくていけんまくえん)とは、足の指の付け根からかかとまで、足の裏に膜のように張っている腱組織・足底筋膜(足底腱膜とも。以降、足底筋膜に表記統一する)に炎症が起き、小さな断裂を起こして痛みをもたらす病気。多くはかかとの骨の前あたりに痛みが起こる。主に40~50歳代以上で発症するが、若い世代でもスポーツ選手などに多い。 |
「主に40〜50歳代以上で発症」なんて言い得て妙です。
足底腱膜炎でロードバイクに乗れなくなった話
これは昨年の秋頃、約半年ぶりにロードバイクで走ってみたときの話です。
出発前に今まで履いていたビンディングシューズに足を入れてみたところ、不思議なことに靴が小さく感じられました。
無理矢理足を突っ込んでみたところなんとか入りましたが、靴の幅がとても狭く感じ、足の広い部分が靴の内部に当たり、走る前から痛みを感じていました。
今思えばこの時は足底腱膜炎がもっともひどい時で、きっと足全体が腫れあがっていたのだと思います。
歩くときにも痛みが出ていました。
走り始めると次第に足の痛みが増してきました。
さらに足の裏まで痛くなってきました。
足の裏の痛みはあっという間に激痛に変わり、あまりの痛さにペダルを回すことができなくなりました。
痛みを我慢して少しペダルを回しては足を止め、速度が落ちてきたらまたペダルを回して止め・・・こんなことを繰り返してやっとの思いで家まで辿り着きました。
これまで当たり前のように親しんでいたロードバイクに乗れなくなってしまったショックはとても大きなものでした。
正直泣きたくなりました。
これを機にまたしばらくはロードバイクから離れることになりました。
ロードバイク復活!?
激痛の中走行し、なんとか自宅までたどり着いてから約4ヶ月後の2022年1月下旬。
仕事も一段落し足の裏の痛みもだいぶラクになってきた今日この頃、今ならもしかしたら大丈夫かも!と思い立ち、久しぶりにロードバイクに乗ってみることにしました。
ビンディングシューズに足を入れてみて、あれ?と思いました。
前回のようなシューズが小さくなった感がまるでなく、足を入れてもどこも当たることなく、以前毎日走っていた頃のような状態に戻っていました。
これは嬉しかったです。
なんとなくいけそうな気がしました。
以前よく走っていた荒川サイクリングロードメインの30kmのコース。
この季節特有の赤城おろしが容赦無く吹き付けます。
強烈な向かい風の中、一生懸命ペダルを回します。
最初のうちこそ「足大丈夫かなぁ」と不安になったりもしましたが、いつの間にかそんなことも忘れ、無我夢中でペダルを回し続けていました。
ロードバイクって本当に楽しい。
心底そう思いながらペダルを回していました。
橋を渡って荒川を越え、反対側の土手の上を今度は風に乗って走ります。
スピードが上がります。
ペダルの回転数が上がります。
心拍が上がります。
息が上がります。
この感覚久しぶりだな。
久しぶりのロードバイク
バテバテでした。
以前は最後に力を振り絞って思いっきりペダルを回していたのですが、今回はそんな体力は残っているわけもなく、最後までのんびりとしたペースで終わりました。
これならいける!
バテバテの状態での帰宅となりましたが、心配していた足の裏の痛みや膝の痛み、腰の痛みは全く出ませんでした。
これは本当に嬉しかった。
これからもロードバイクに乗れる。
目の前に明るい未来が広がり、ほっとしている自分がいました。
やっぱりロードバイクって最高だな。
最後に
最近は本当に全くロードバイクに乗っていませんでした。
そんな状態の中、久しぶりに会った友人からかけられた言葉が印象的でした。
なんか一気に歳をとった顔になったな。
動きに以前のような若々しさがなくなってきたな。
確かに仕事が残業続きで、肉体的にも精神的にもしんどい状況が続いていたのは事実です。
毎朝鏡を見るたびに、一気に老け込んだ自分の顔がそこにありました。
最近は仕事が落ち着いてきて残業時間がずいぶん減ってきました。
仕事の疲労度も一時期に比べればだいぶマシになっています。
今こそロードバイク復活の時です。
以前のようにロードバイクを習慣として根付かせられるよう、生活を見直していけたらと思っています。
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