【怪奇現象か?】今朝の早朝ライドで荒川の橋を渡っている時に起きた不思議なできごと

エピソード
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早朝ライドで荒川の橋を渡っている時に起きた不思議なできごと

今朝の日の出前の早朝ライドでこんなことがあった。

とある荒川の橋の上を走行していたら目の前を歩いていた人が突然消えた。

信じられないような不思議な出来事だった。

 

実は過去に僕はこの橋で起こったとある事故の第一発見者となったことがある。

因果関係は不明だが、今回はこの不思議な出来事について記す。

 

過去の事故とは?

これは今から27、28年前の話だ。

真冬の深夜1時半ごろ、アルバイトの後輩2人と僕の車でドライブに行った帰り道だった。

 

この橋の上を走行していると車道にたくさんのガラクタが落ちている箇所があった。

よく見るとそこに落ちていたのはおびただしい数の車の部品だった。

嫌な胸騒ぎがした。

それは同乗していた二人も同じだった。

 

「今のちょっとヤバくないっすか?」

後輩の一人が言った。

僕も同じ気持ちだった。

 

Uターンして散乱現場の脇を徐行する。

どう見ても怪しい。

この時数台の車が通ったがみんな普通に通り過ぎて行った。

 

橋を渡り切った先で再びUターン。

今度は思い切って現場のすぐ脇に車を止め、3人そろって車から下りた。

外は凍えるような寒さだった。

 

車の部品は車道だけでなく歩道にまで散乱していた。

しかもなぜか橋の欄干の隙間に車の部品がはさまっていた。

「これはいったいどういうことだ???」

 

路面をよく見ると細かい水しぶきがパーっと周囲に広がっていた。

雨など降ってないのになぜ濡れてるのだろうか?

僕は慎重に地面の液体を指先にとり、明かりで照らしてみた。

目にした瞬間全身が凍りついた。

 

赤かった。

 

後輩の一人が言った。

「もしかしたら橋の下に車が落ちてるんじゃないですか?」

 

おそるおそる橋の下をライトで照らしてみた。

僕は恐怖でチラッとしか見ることはできなかったが、そこには確かに車が落ちていた。

 

3人ともすぐに車に戻り、110番するため近くの公衆電話のある場所まで移動した。

当時はまだ携帯電話が普及する前だ。

 

公衆電話を見つけるとすぐに車から降りて110番した。

完全に気が動転し指先が激しく震えていた。

電話はなかなかつながらず、受話器から聞こえていた音が次々変わっていったことからおそらく何箇所かへ転送されていたのだろう。

 

しばらくたってようやく電話が繋がった。

言いたいことがまとまらず言葉が支離滅裂になってしまった。

警察はいたずら電話だと思ったのかまともに対応してくれなかった。

最後に「とりあえず現場に行ってみますよ」と言われ電話を切った。

 

電話を切った後、今度は全身がガタガタと震えだしとても運転できる状態ではなかった。

落ち着くまでしばらくその場にとどまっていると、すぐ脇をパトカーが一台通り過ぎて行った。

それからしばらくして今度は救急車が通り過ぎて行った。

 

 

家に帰ると玄関のドアに母が手書きした貼り紙があった。

「警察よりTELあり。事故の詳しい話を聞きたいとのこと。○○へ電話するように」

すぐに警察へ電話した。

 

 

運転手はほぼ即○の状態だったという。

 

この事故は翌日の新聞にも載った。

 

 

風化されていた当時の記憶

それから数年間はなるべくこの橋を通らないようにしていた。

というより恐ろしくて通れなかった。

 

あれから約30年、月日が経つとあんなに大きな衝撃を受けた当時の記憶でさえ風化されるものだ。

今では真っ暗な中でもなに食わぬ顔でその橋の上をロードバイクで走行している。

 

本日朝の不思議なできごと

今朝もいつも通りまだ日の出前の真っ暗な中、この橋の上をロードバイクで走行していた。

最近は当時のことを思い出すことはほとんどない。

 

しかし今朝はなぜか珍しく当時の事故のことを思い出していた。

 

“あの事故が発生したのは確かこの辺りだったなあ”

当時の事故現場には小石がパラパラと落ちているだけだった。

 

このとき前方を一人の男性が歩いていた。

間違いなく歩いていた。

 

この時間に橋の上を歩いているなんて珍しいなと思いながら、少しずつその男性に近づいていく。

その時、ちょうど前方から車がやってきた。

ハイビームではなかったがすれ違いざま車のライトに一瞬目がくらんだ。

 

すぐに視界が戻り前を見ると、

 

あれっ?うそだろ??

 

前を歩いていた男性が消えていた。

 

すぐに周りを見渡したが見つからない。

 

普通ならここで恐怖するだろう。

でもなぜかこの瞬間とても穏やかな気持ちになっていた。

なぜこんな感覚になったのか?

これもまた不思議だ。

もしかしたら当時の事故と何か関係があるのだろうか?

 

そういえば事故があったのはちょうど今頃の寒い時期だったな。

 

 

帰宅後、さらにもう一つ

帰宅したらもう一つ気になる出来事があった。

今まで決して忘れたことのないストラバのログをとり忘れていた。

なんだそんなことかよ!と突っ込まれそうだが、真面目な話出発時にログをとり忘れるなんてここ最近全くなかった。

もしかして途中で消えてしまったか?

 

さらにこの流れでいくとサイコンのデータもまた途中でリセットされてそうな嫌な予感があった。

見てみると思った通り途中でリセットされており、1時間も走ってきたのに走行時間は18分、走行距離は6.8kmとなっていた。

ストラバはログなし、サイコンは途中リセット。

今朝の走行結果はエビデンスなしになってしまった。

 

いつものコースなので29kmちょっと走ってきた。

というわけで本日は29kmということで。。。

 

最後に

今朝のこれらの出来事はいったいなんだったのだろうか?

今日1日ずっと気になっていた。

 

とりあえず日中は普通に過ごすことができたのでよかった。

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