ロードバイクでのライド中にコミミズクに遭遇!はじめて見た野生のフクロウがかわいすぎる!!

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ロードバイクでのライド中にコミミズクに遭遇!はじめて見た野生のフクロウがかわいすぎる!!

週末の午後のロードバイクでのライド中、土手の上で大勢のカメラマンがズラーっと並んでいる光景を見かけました。

どうやら鳥撮りの人たちのようです。

いったいどんな鳥を撮影しているのでしょうか?

 

大勢集まっていたカメラマンのお目当てはコミミズク

気になったので近くにいた方に聞いてみたところ、なんとコミミズクがいるというのです。

ミミズクといえばこんな鳥です↓

 

コミミズクはフクロウの仲間なので夜行性だと思ったら・・・

コミミズクはフクロウの仲間です。

フクロウの仲間はみなさんご存知のとおり夜行性ですよね。

 

僕はコミミズクどころか野生のフクロウでさえ今まで見たことがないので俄然興味が湧きましたが、この時の時間はまだ午後2時。

きっと夕方にならないと見られないんだろうなあと思い、何時ごろ見られるのか聞いてみたところ、

あそこにいますよ

と指差すではありませんか!

 

えっ、どこですか?

 

ほらあそこだよ

 

指で指し示された遠くの平原をじっくり探しても見当たりません。

 

ほらすぐそこだよ!

 

うん?どこどこ??

 

えっ!

 

ええーーーっ!!!

 

なんとほんの20〜30メートル先の地面の上にいるではありませんか!

こんなに近くにいるとはびっくりです。

フクロウは警戒心が強いんじゃないのかい!

 

 

コミミズクの撮影開始

みなさんどでかいズームレンズを装着したデジタル一眼カメラで撮影している中、僕だけしょぼいコンデジを取り出して撮影。

ロードバイクで走る時はいつも18倍ズームのコンデジをポケットにしのばせているのですが、こういうときにとても役に立ちます。

 

みなさんデジタル一眼の連写モードでカシャカシャカシャカシャカシャ!!!と撮影しているのに対し、

僕だけしょぼいコンデジでピピッ、カシャッ!!

 

早速ですが問題です。下の写真の中にコミミズクがいるのですが、どこにいるか分かりますか?(写真をクリックすると拡大できます。)

 

正解はこちら

 

これ教えてもらわないと絶対わかりませんよね!

完全に枯れ草に同化してます。

僕の場合、ほらすぐそこ!って言われてもなおなかなか見つけることができませんでした。

 

コミミズクの写真いろいろ

それではしょぼいコンデジで撮影した拙いコミミズクの写真をご覧くださいませ。

真後ろを向いています。

 

あっちを向いてます。

こうなると余計見つけにくくなりますね。

 

黄色い目とその周りの黒い縁取りが目立ちます。

 

その場から動かずに顔だけをクルッ、クルッと動かしていました。

その仕草がとてもかわいかったです。

 

農作業中の軽トラが近づいてきました。

周りのカメラマンたちがどよめきました。

 

飛び立つかもしれない!

みんな一斉にカメラを構えます。

 

しかし・・・

軽トラがすぐ2〜3m脇を通り過ぎたにもかかわらずコミミズク君は飛び立ちませんでした。

飛び立たないどころかその場から全く動かずに相変わらず顔をクルックルッとやってます。

周囲から笑いが起きました。

 

最後の最後に視線をゲットできました。

凛々しくてカッコいい。

ちょこんと立ってる耳(羽角)もかわいいですよね。

 

 

コミミズクとはどんな鳥?

コミミズクのあまりのかわいさにすっかりファンになってしまったので、早速調べてみました。

  • コミミズクは冬にシベリアから渡ってくる冬鳥。
  • 夜行性ですが昼間に活動することも多い。
  • フクロウの多くは森林に生息していますが、コミミズクは水辺の草原や湿地などに生息し、地上に降りたり杭などにとまっていることが多い。
  • 音を立てずに飛ぶことができ、野ネズミ捕りの名人。
  • 鳴き声は大きく、「ギャーウー!」と鳴きますが、越冬期はほとんど鳴かない。

シベリアから渡ってくる冬鳥ということはつい先日目にしたハクチョウと同じですね。

コミミズクにしろハクチョウにしろはるばるシベリアからこの地を選んでやってきてくれたことに感謝です。

 

コミミズクは他の猛禽の餌食になることも!

これはこの場所で出会った方から聞いた話ですが、コミミズクは他の猛禽にやられてしまうことがあるというのです。

別の場所にいたコミミズクはなんとオオタカに食べられてしまったそうです。

弱肉強食の生態系の頂点と言われる猛禽類ですが、体の小さな猛禽は結構大変なんですね。

ここのコミミズク君はなんとか無事でいて欲しいものです。

 

最後に

つい先日ハクチョウを見て感激したばかりでしたが、まさかコミミズクまで見られるとは今年は本当に運がいい。

フクロウは不苦労とも呼ばれているだけに縁起も良さそうです。

今年は何かいいことがあるかも?

 

ロードバイクで走っていると時々このような想像もしていなかった貴重な光景を目にすることができます。

これから先もロードバイクがどんな世界を見せてくれるのか、本当に楽しみはつきません。

 

※追記 別の日のコミミズク

この後コミミズク君の綺麗な写真を撮りたいと思い、デジタル一眼カメラと望遠レンズを持ち出して何回かこの場所をロードバイクで通りました。

望遠レンズといっても鳥撮りの人たちが使っているほどの高倍率レンズは持ってませんけど。

しかしいずれも姿を見ることができず、がっかりしながら帰ってきました。

 

今シーズンはもう会えないかもしれないなと思い、重たいデジタル一眼を持ち出すのをやめて昼のライドへ出かけたところ・・・

 

おっ?あれはもしかして・・・

 

どうして君はこういう日に限って現れるんだい!

 

またしょぼいコンデジでの撮影になってしまいました。

 

しばらくはデジイチ持参ライドに戻そう。

 

また会おうな!

 

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